１/２９午前１１時公演ベルサイユのばら

１/２９、初めての生ベルばら観劇を果たす。
(この日のオスカルは月組ユウヒくん)

プロローグはお決まりの♪ご覧なさいっ！ご覧なさい♪
まぁこの曲から始らないと宝塚のベルばらとは言えないからね
昭和のベルばら、平成のベルばらの時のバラの少女の鬘
朧は「もうちょっと何とかしたれよ～」ってな思いがあった。
ベルばら２００１の時に「鬘が格上げになってる！」と
ホッとしたのでした。
プロローグの３人(フェルゼン・オスカル・アントワネット)の絵
今回は池田女史の絵になってた。
そんで、アントワネットの髪型なんだけどシギちゃんのマリーも
かなりやったけど・・・となみちゃんは超えたね。
あの帆船の髪飾りが決定打だよ。

６場　ベルサイユ宮殿Ａ
朧がツボった所。ブイエ将軍らが国王に「暴動でなく革命だ」と
聞かされ国王は持ってた小箱を床に落す。そして袖にはける時に
(舞台は暗転になってます)国王さまご自分が落とした小箱を
拾って捌けられるんですが・・・拾われる姿が可愛いの。
観ながら「可愛いっ」と呟いてた朧です。
　
７場　ベルサイユ宮殿Ｂ
フェルゼン派とオスカル派の貴族夫人の問答の場面
ゴメンナサイ、朧はわたるくんをずーっと追っかけてたので
タキさんとユウヒくんを見てません。エンディーさんとわたるくんの
遣り取りは見てました。
エンディーさん、かなり猛烈にアプローチするんですけど
わたフェルは上手に交わす交わす。チョットした仕草や表情の変化に
オペラ越しで見ながら「クスッ」と笑ってました
流石だわエンディーさん。去年の「長崎～」のぼら役の時も
惹きつけられたけど・・・好きな生徒さんの一人だな。

８場(此処は新場面)庭園
此処の場面はルイ１６世さんの人となりが出る場面なんですが
じゅんこ組長さん、雰囲気出てます。多分実際の１６世さんも
こんな感じの人やったやろうなと思わせる人となりで
次の場面のマリーとフェルゼンに対して「自分の事ばかり
考えすぎやで」と非難したくなるような１６世さんのシーンに
なってました。

９場　運河
逢瀬の場面なんですが、朧は此処の場面での台詞で
削ってくれと思ってた台詞があったんですが今回
サックリと削られてて、本来の逢瀬(恋人たちの時間)の時を
過す形になってたので「よしよし」と思いながら観てました。

1３場　王宮の廊下
貴族の婦人方が其々「フェルゼンが帰国する～」「オスカルが転属する～」と
大騒ぎの場面なんだけど・・・・笑える。笑かしてもらいました。
とくに、エンディーさんに。最初タキさんらオスカル派の夫人方から
「帰国如きにギャ～ギャ～とみっともない」と叱責されてシュンと
なるんだけど、うって変わってオスカルが転属になる～と騒ぎ出したら
迫力のある貴族の夫人に変貌して「ギャ～ギャ～言ってるんじゃない」と
チョット勇ましい夫人で叱責されてました。ギャップが面白くって
笑ったよ～。

１５場　宮殿大広間
わたるくんが帰国の挨拶に来て心情を吐露する場面なんだけど
朧、涙は流さなかったけど心にグッとくるものがありましたよ。
銀橋を渡って去っていくときのわたるくん
キッと先を見詰めて思いを断ち切った表情で去っていってた。

２幕
ジェローデルの回想と言う形でバスティーユの場面があるんだけど
とうこアンドレに泣かされた～。朧が唯一涙流した所です。
牢獄の場面でも涙しなかった。
ジェローデルのとよこちゃん、声の出し方変えたみたい。
以前はちょっと高めの声だったけど今回かなり低い。
合間にチラチラと高めの声が出たりするけど
全体的に低くなってる。発声法変えたのかな？

９場　チュイルリー宮
１６世さんが呼び出された後に公安委員の人たちが
お子ちゃまを連れて行くんだけど・・・
チグさんの公安委員の人、か～な～り冷血な人になってます
ちょっと温かみというか「可哀相だが自分が蒔いた種だ」的な
雰囲気があってもいいかなぁと思います。

１２場　馬車
馬車を走らせるあのシーンです。
背景ですが・・・朧はブチゲーマーなのでどうしても
ゲームの背景画面に見えて仕方なく手許にコントローラーがあったら
指を動かしてたと思います。
それと、馬車の大きさ。朧の感じ方・見方で言いますと
動く背景からして小さいように感じられて仕方がなかったです。
(多分今までテレビで見てて実際の大きさを初めて見た為に
そう感じたのかもしれません)

フィナーレの小雨降る径、ニュース等で見ると先の４名の方々
かなり挑発的且つ小悪魔的な表情をしながらダンスされてたので
ユウヒくんはどんな表情でわたるくんを惑わすのかなと
期待してたんですが・・・ちょっと期待はずれでした。

フィナーレ薔薇タンの場
野郎声が響く響く。「おっさんの声がする～」って終演後に
言ったくらいですからね
此処はトウコちゃんを追っかけまくってた朧です。

以上、観劇感想でした。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　終　幕